「鼻筋通ってて慎矢さんに似てるわ」 「そうか?猿にしか見えないな」 慎矢さんは笑いながらそう言って生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこする。 「慎矢さんも私もパパとママなのね」 「…だな」 「名前決めなきゃね」 暫くして赤ちゃんはちょっとした検査に出されて私は個室の病室へと戻ると部屋の前には慎矢さんの両親とお父さんがいた。