「…いたッ……っ………」 急にお腹が痛み出して、私はエレベーターの手摺りを掴んで前屈みになる。 「陣痛の間隔が短くなって来てますね。痛みが和らいだ時に急いで行きましょうね」 「…っ……ハァ……もう、大丈夫……?!」 痛みが和らいだので態勢を整えると、慎矢さんが私を抱き上げてくれた。 「こっちです!!」 看護師さんは陣痛室へと案内してくれて、すぐ私は分娩台へと乗せられた。