「ご新郎様ご新婦様、そろそろチャペルへの移動をお願いします」 お父さんの手をギュッと握った。もう…離れて行かないで…。 私はお父さんの事、恨んだりとかしてないから…だから…もう離れて行かないで。 慎矢さんはニコッと私に微笑んでくれた後、お父さんと一緒に控室を後にした。 その後を追う様にして、私がチャペルへとゆっくりと向かう。 今から皆に祝福して貰えるのね。 この日を楽しみにして来たんだから、しっかり笑顔でいなきゃ。