私の気配を感じたのか、慎矢さんは眠ったまま私をギュッと抱きしめる。 ドクドクと聞こえる心臓の音。生きてるって証の音。私は瞳を閉じて聞く。 未来の事は誰にもわからない。大切なのは今だって事、気付かせてくれたのは慎矢さん。 これからもずっと愛してるわ。 何があろうとも…あなただけ。