「…お前は頑固だからな」 「それは慎矢さんもでしょ?慎矢さんには負けるわよ〜」 私もよく頑固だって言われるけど、慎矢さん程じゃない筈よ。でもまあ慎矢さんの場合は上に立たなきゃいけないからってのも、あるんだろうけど。 私は振り返り慎矢さんを見つめた。慎矢さんと今ここに居られる事が嬉しい。もしあの時……慎矢さんが目を覚ましてなかったらと思うと……。 「…どうした?」 「……何でもないわ」 私はギュッと慎矢さんに抱き着いた。