機内ではウトウトなりながらも寝れない。どうしてかな。もしかして…ホームシック? 慎矢さんと住んでるマンションに慣れてるからかな。だけど、慎矢さんと一緒なのに。あ、そっか。飛行機が慣れてないだけかもしれないわよね。 「…寝れないのか?」 「…ええ……慎矢さんは寝てね。私も限界が来たら自然と眠れると思うから」 「…ガキみたいだな」 慎矢さんは笑いながらそんな毒を吐きながらも、私の手をギュッと握ってくれた。 もう。優しいんだから。