「……慎矢さん………朱里よ朱里」 私はそっと手を伸ばし慎矢さんの頬へ触れた。とても、温かい。慎矢さんが生きてるって証。 「…頑張ってね。私……っ……応援…してる…からッ…っ……」 今日は泣かないって決めて来たのに…。どうしてだろ…いくら泣いても…涙が出て来る…。 「…ヒクッ……変な女って……馬鹿だって……っ……言ってよッ……ヒクッ……」 慎矢さん…あなたの声が聞きたい…。あなたの鋭い瞳に…私を映して欲しい…。