「あの時、心配した?」


「ああ。本部の指示を無視して助けにむかったからな。おかげさんで説教くらったあげく、一ヶ月の減給にもなった」


「そうだったの?それは知らなかった。そんなに必死になってくれてたのね」



慎矢さんでも、そんな所あるのね。そこまで私を想ってくれてたなんて…知らなかった。



慎矢さんは、いつだって私の事を想ってくれて、守ってくれてたのね。