「…気に入ったか?」 「…ええ。もちろん」 こんなに綺麗な夜景を愛する人と見る事が出来るって…こんなにも心が温かくなるのね。今、凄く穏やかな気持ちだわ。 「…慎矢さん。ここへ来たの何回目?」 何だか急に意地悪したくなった。いつも私がされてるんだから、たまにはいいわよね。 「…数え切れないな」 「…嘘?!そんなに?!」 「……嘘に決まってんだろ」 やられた…。一瞬本気にしちゃったじゃない。やっぱり慎矢さんの方が一枚上手なんだから。