「いいじゃねぇか、餓鬼共。たまには羽伸ばしでもしてこい」



いっくんが祥太郎くんと直人くんに言った。



「そーですよぉ」



「いこ~よ~」



私と歩くんがブーブー言ってると



「まぁ、俺らんとこにはあんまり祭りとかねぇし行ってみるか」



「可愛い2人のお願いだもんな」



「「やったぁー!!」」



私と歩くんはお互いの手をパチパチと叩きあった。