勝負は『ひまわり』で開催されることになった。
「ルールは15分以内に多く焼きそばを食べれた方が勝ち」
「はいっ」
「負けたら、焼きそば代を全額払う」
「はい、わかりました。」
「え、ちょ、俺の奪い合いの勝負じゃなかった?」
「そうそう、あと直人から身を引くこと」
「あ、そうでした。」
「うわー、何のための勝負だよ。その言い方軽く傷ついたんですけど」
「じゃあ、はっじめるよ~♪」
愉快な司会の歩くんが言った。
「よぉ~い……どんっ!」
いよいよ勝負が始まりました!
焼きそば代の為にも負けてられませんっ!
あ、……あと
直人くんのためにも負けられません!

