「大食い対決よっ!」
「「「大食い対決ぅ!?」」」
「あはは~ベタだねぇ~」
歩くんはあはは~と楽しげに笑った。
「これってベタなのか!?女同士の戦いで!?」
生き返った祥太郎くんがつっこんだ。
「え~?よくあるよ~」
「つか、せっかくの海なんだから、海を利用してやろうよ!なんかもう海完全無視だ!」
直人くんは真琴さんに向かって言った。
だけど……
「その勝負、私やります!」
「「え゛っ!ガチで!?」」
祥太郎くんと直人くんがハモった。
「ガチですよ。それとも棄権して欲しいんですか?」
「やっ!それは困る!」
「じゃあ、黙って見てろですよ。」
「は、はい……」
「じゃあ、さっそく始めるわよ!」

