「大体なぁ、直人が女にだらしないからだろう」 はぁ……。と祥太郎くんはため息をついた。 「あはは~直くんたらし~」 「そんなん一時期だけじゃん!つか、ホントにあの子のこと覚えてないし!信じてよ!」 「直人くん……」 「唯ちゃん!唯ちゃんは俺のこと信じてくれるよな!?」 「最低ですね。」 「わ~!唯ちゃんも鬼の子分だったぁ!」 直人くんは部屋の隅でいじけてしまった。