「中でも大切なのは『歌のおにいさん』です!」 「はぁ……ι」 「だから、僕は歌のおにいさんになります!歌のお兄さんはお母さん方にも人気あるし!」 「へぇ……ι」 「ね!?唯にゃん!良い作戦だと思わない!?」 なんと言うか……直人くんらしい作戦? 「いんでないですか?では唯は自分の仕事に戻ります。」 「おう!これからもっと忙しくさせてあげるからー!」 あははっと自信満々に仁王立ちしている直人くんを背に私は去っていった。