「とにかく!俺はうさちゃんなんて着ないからなー!!」 「わかった、わかったから!泣きついてくんなっ!」 祥太郎くんは涙に弱いんだね。 直人くん、裏では怪しい笑顔で笑ってるよ。 祥太郎くん、あなた騙されてます。 「じゃあ、俺は仕事に戻るから、老若男女問わず誘えよ!」 祥太郎くんは厨房へと戻って行った。 「あいあいさー!」 「直人くん……切り替え速いっすね」 「あっはは~!……危なく灼熱地獄で逝ってしまうかと思ったよ……。」 直人くんは脅えながら言った。