「あれ?歩くん」 喉が渇いたので、下に降りると歩くんがテラスで、何やらボーッと空を眺めていた。 「あっ、唯ちゃん~」 歩くんは笑顔で振り返った。 「ここの星は綺麗ですね。」 「でしょ~♪僕もここの星が一番綺麗だと思う」 「歩くんは地元の方なんですか?」 「そうだよ~。祥ちゃんと直くんは違うけどね」 そうなんだぁ。 でも、みんな仲が良いよね。