「祥ちゃんはねぇ~どうだっけ?」 「さぁ?まだ続いてんの?」 「えっ!?祥太郎くん彼女いるんですか?」 彼女がいるのに、他の女の子に胸のサイズとか聞く? 「ん~、ビミョーなんだよね」 「ビミョーだな」 「なんですかそのビミョーってのは……気になります」 「まぁ、僕はあの子だけはないね」 「おっ!さすが、一度騙された男は違うねぇー」 ドカッ――…… 歩くんは直人くんの頭にめり込む勢いでボールを投げた。 「直くん、なんか言った?」 「ナ、ナンデモアリマセン。」