「じゃあ、超近場で海は~?」 歩くんの発見に直人くんと祥太郎くんは目を輝かした。 「「賛成!いい!歩くんナイス!!」」 2人はハモりながら言った。 海か……。 私……泳げないし。 「あ、あのー…、私泳げないんですけど」 「海の家の!」 「店長の!」 「姪なのに!」 「「「泳げないんだー」」」 3人はジィーと私を見ながら言った。 「そ、そんな幻滅した目で見ないでくださーい!」