「おーよしよし」 ポンポンと早苗が私の頭を触った。 「私はどんな唯も好きだよ。……てか昔の唯に惚れたしーーっ!」 キャーと早苗は頬を赤く染まらせた。 「や、やめてよ!あれは黒歴史なんだから!」 「ええー?なに言ってるのー?元ヤン」 「ぎゃーーーっ!……べ、別にヤンキーではなくない!?」 「危うく家庭裁判所。」 「あれは私は悪くない!向こうが悪い!」 「穴だらけの耳。」 「もう大体埋まってきた!」 私は早苗に自分の耳を見せる。 「教頭殴る。」 「いや、たまたま当たっただけ!」