「えっと、いっくん……店長の姪の天宮 唯です。夏休みの間お手伝いがんばりますので、よろしくお願いします!」



ペコッと私は軽くお辞儀をした。



「おい、お前ら!唯に手ぇ出したら承知しねぇからな!特にお前!」



ビシッといっくんは直人くんを指差した。




「えぇっ!?なんで俺なんすかぁ!?……だったら、祥太郎もエロ魔神だから危険ですよ!」



「はぁ!?エロいのは別に関係ねぇだろ!!……んなら、ムッツリの方があぶねぇよ!歩くんとか!」




「ぼ、ぼく~!?僕ムッツリじゃないもん!」



何やら3人で言い争っている。



「とにかく!手ぇだしたら罰を与えるからな!?わかったな!?」



「「「は、はぃ……。」」」