「これも一応、うちのバイト。吉川 直人。これも唯と同い年だから」




「てんちょー、紹介の仕方が酷い!」




直人くんはコホンと一回咳払いをした。




「ドーモ!お嬢様、人気No.1のNAOTOデス!」




「「「「………。」」」」



暫しの沈黙。



「直人…。お前のいる場所はここじゃねぇ。故郷に帰れ」




「直くん夜王になるんだね!僕応援してるよ!」




「祥太郎も歩くんもひでぇ!」




「唯もちゃんと挨拶しろ」



「あっ、うん!そうだね!」