「唯、あのさ「祥ちゃーん!ゆーいちゃーん!起きてー!!」 祥太郎くんが何かいいかけたとき、1階から歩くんの声が聞こえた。 「……は、はーい!」 恥ずかしくなった私は返事をして、急いで祥太郎くんの部屋を出た。 胸を高鳴らせながら階段を降りる。 やっぱり、私 「おはよ!唯にゃん」 「直人くん!」 直人くんが笑って、いつも通りにあいさつをしてきた。 「おお、おはようございますっ!!」 やばい。 私が変に意識しちゃだめだ。 直人くんはいつも通りに話しかけてくれてるんだから……