「あら?決勝戦は直人のところと?」
私たちの存在に気付いた明里さんが言ってきた。
「マジかよ……ι」
直人くんが頭を抱えながら言った。
えぇっ!
決勝戦が明里さんと祥太郎くんペア!?
こ、これは強敵ですねぇ……ι
祥太郎くんか……
チラッと私は祥太郎くんの方を見た。
すると、祥太郎くんと目が合ってしまった。
ドキッ――…
祥太郎くんは勝ち誇ったような笑みを見せてきた。
ムカッ
「絶対に負けませんからねー!!ぜーったいに私たちが優勝しますんで!!」
ムカついた私は大声をだして祥太郎くんに言って、
私は一人でその場から離れた。

