「こんなとこで、無防備に寝てると危険だぞ~」
そう言いながら歩くんはペンを持ち出し、フタを開けた。
「ま、まさか歩くん……?」
私は恐る恐る歩くんに尋ねようとした。
「おぉ!俺もやるー!」
祥太郎くんは目をキラキラと輝かせながら言った。
「あはは~ヒゲ~」
予想通り、歩くんは直人くんの顔にペンで落書きを始めた。
「眉毛つなげとくかっ!」
祥太郎くんもいたずらっ子のように嬉しそうに落書きをする。
「あの……いいんでしょうか?落書きなんかして…」
私は二人に聞いた。
「「いいんです!!」」
二人はキッパリと言って、また落書きをした。

