自分の足でケータイをふまれた事を伝えると


「あんた誰や!」

「普通の、男」

「ちゃう!乙女の大事なものを壊したり奪おうとするなんて
立派な不審者や!」


その一言でスタッフさんが気付いた。

数十人がかりで取り押さえた。




「あなた、どこの人?」

「この市内にいる、大学1年」


と言って美紅と共にその場を去った。