萌~に浸っていたら、いつの間にかロケット花火に変更。 なんでやねん。 「綾!危ないっ!」 結衣の言葉が聞こえた。 反射的に目を閉じるあたし。 ドサッ 『痛っ。』 「大丈夫か?」 しりもちをついたあたしに覆い被さるようにタカがいた。 「綾ごめーん。ロケット花火変なとこ飛んでっちゃった。」 結衣が遠くから謝ってくる。 なにが起きたかわからない。 ぼけーっとしてたあたしにタカが一言こう言った。 「あたりそうだったから、助けてやったんだよ。感謝しろよ。」