悪戯な兄

「あっお兄ちゃん!」

「ほい、お茶。あっ直哉〜誰の妹口説いてんだぁ?直哉じゃ俺の妹は落ちないから♪」


ベーとしながら裕次は言った




妹..か..彼女って言わないんだね..


いつの間にか頬に雫が伝う



「え?伽奈ちゃんどしたの?」

「伽奈ッ!?」



私は気付いたら部屋を飛び出して外を走っていた