「絶対‥
好きになんてさせないんだから」



あの時の気持ちは、
もう味わいたくない。

お兄ちゃんは、

私を見てさえくれてればいい。



ずっと。



「さて‥

紗緒ちゃんには、
何をしてあげよーかなっ?」


私は
家に帰ることにした。