私は新しい執事に名前を聞いてみることにした。
「あなた名前はなんて言うの?」
「前町学斗(がくと)といいます。聖クローズ学園高等部3年です」
「聖クローズ学園・・・。」
超お嬢様、おぼっちゃま達が通う「聖クローズ学園」。
私はいままでお金持ち学校に通うことを拒んでいた。
お父様が勝手に決めたことであり、私の意見など1つも聞いてない。
そう思っていた時、学斗がこんな事を言ってきた。
「今の学校にはもう転入の手続きはしておりますので
なにがなんでも聖クローズ学園に行ってもらいますよ。」
私はしょうがなく、聖クローズ学園に行くこととなった。