「俺・・・。お前のこと好きなんだ。」

はあああああああああっ?!

「えっ。」
驚きで声に出ない。
でも私こんな奴タイプじゃない。
むしろキライなタイプ。


「ありがとう。でも私、あんたのこと好きじゃない・・・。」
「付き合うだけ付き合って。」
「そういうノリで告白とか嫌いなの。」
「・・・・・・。」

沈黙が続く。

「何なんだよ。コッチが気ぃつかわせてよぉ。優しく言ったら下手にでやがって!」
「はっ?!何逆ギレしてんのよ。」
「いいからこいよ。」

水中に手首をつかまれた。

「痛っ!」

こいつ握力どれくらいあんのよ。