「わかんないかなー」
「何がですか?」

リーダー的存在のやつが近くにあるごみ箱を勢いつけて蹴り倒した。

「調子のんなって言ってんだよ」

さっきまでのあの笑ってた顔はなんだ。
ものすごい形相で睨みつけてる。