「愛莉、よくやったね!」
「当たり前でしょ!だってお父さんの子なんだよ?」
「ははっ。そうだな。これで安心してまかせられる。」
「まだまだだよ。」

そう。まだまだなの。
今日改めてお父さんの力を再確認できた。
私もまだまだ力をつけなくちゃ!

「愛莉次期組長!ついていきますから!」

こんなにいかつい顔してるのの
こんなに皆心があったかい。

私は勝浦組のみんなが大好きだ。
だからこの人達を守るためにも
もっと力をつけなくちゃならない。

「お父さん。私、本気で決心ついたよ。
覚悟はできた。きっと今までどこか甘えてたんだよ。
でも今日やっと分かった。」
「そうか。それだけでお父さんは満足だよ。」

私は勝浦組の次期組長。