「ほら、ここ。」
「うわあー。きれい。」
丘を上って裏を回ると
大きな一本の木が立っていて青々とした野原が広がっている。
大きな木に夕日が反射してキラキラ光ってる。
「すごい……」
「だろっ?俺のじいちゃんに教えてもらった場所でさ、初めて他のやつに教えてたよ。」
「え、敦や隆太たちにも教えてないの?」
「ああ、お前が初めてだけど。」
「何で?」
「何となく。」
「そっか。」
嬉しかった。
蓮が大事な場所を最初に私に教えてくれた。
「うわあー。きれい。」
丘を上って裏を回ると
大きな一本の木が立っていて青々とした野原が広がっている。
大きな木に夕日が反射してキラキラ光ってる。
「すごい……」
「だろっ?俺のじいちゃんに教えてもらった場所でさ、初めて他のやつに教えてたよ。」
「え、敦や隆太たちにも教えてないの?」
「ああ、お前が初めてだけど。」
「何で?」
「何となく。」
「そっか。」
嬉しかった。
蓮が大事な場所を最初に私に教えてくれた。


