私、勝浦愛莉。
高校1年。

普段長い髪を束ねてメガネをかけてる。
見た目からして地味な子。
なのに、それに加えて学校では教室すみっこで地味に読書なんかして、過ごしてる。
だからクラスからは地味子って呼ばれてる。
もうちょっといいネーミングはないのかよっ!別にいいんだけどね。
だけど、地味に学校生活してるのは目立ちたくないから。。。


えっっ?何で目立ちたくないかって??

私には、、、
絶対言えない秘密がある。

その秘密とは、、、
私が勝浦組という極道一家の跡取りだということ。
組長が私の父なのだ。

武道とか小さいころから教えてもらってる。
だから、そんじょそこらのケンカは負けたりしない。

でも、そんなの学校でばれたら
完全にビビられるだけ、、、

だから地味でいいんだ。
そんな風に毎日過ごしてた。


あいつにばれるまでは、、、