「はーい!席ついてー!!」
ガラリと教室の扉が開く音がして、あたし達は一斉に音のした方を見る。
入ってきたのは、長いブラウンの髪をバレッタで一つにまとめ、真っ黒なスーツに身を包んだ女性。
「ほら、そこの小娘4人!はやく!」
黒板の前で話ていたあたし達は、かなり目立っていたらしい。
みんなに注目されながら、1番廊下側の自分達の席に座った。
「ね!ね!あの人担任かなぁ?」
後ろの席の陽が、チョンチョンとあたしの制服を引っ張りながら声をかけてくる。
「そうじゃない?てか、年齢不詳じゃない?」
「あはっ!確かに〜っ」
あたしの言葉に、陽がクスクスと笑っていると
「そこ!うるさい!」
怒られマシタ…。


