ガールズ・ブルースプリング




そうだね。

あたし自身が1番びっくりしてるんだよ。

ほんの数十分前に初めて出会った女の子と、こんなに打ち解けてるなんて。


「椎とはね、朝バスでねっ……」

あたしとの出会いを必死に話す陽を見て、思わず口元が緩んでしまう。

きっと、直感でわかったんだ。

陽はいい子だって。


陽の話を聞く涼と尚に視線をやり、再び緩む口元。

きっと、涼と尚も最高にいい子なんだ。









この3人との出会いは、偶然だなんて思えなかった。

きっと、あたし達は

ここで出会う為に生きてきたんだって、本気で思ったんだ。