彼はあの後、車に写真立てを飾っていた。

私は自分の部屋に飾った。。

そしてその日は眠りについた。。


―次の日は、バイトだった。久々の長時間で、疲れ果てた。


家に帰り、ご飯を食べ終え、お風呂に入った後に携帯が鳴った。

―♪♪♪
メール。夢人。


途端に嬉しくなって、携帯を開いた。

《今日もお疲れ♪
あのさ、美空に会いたくなっちゃった…。
今から会いに行ってぃいか?》


ぇえええ!?
時計を見ると、11時はとっくに過ぎていた。
でもさすがに親にバレたら怒られると思った。。


《ゴメン。親が起きてるから、明日にしない?》


《親、何時に寝るの?
たのむ!!会いたい…。》


彼がこれ程までに、私に会いたがるのは初めてだった。

何かあったのかな!?


《12時には寝るょ。ね、何かあったの?》

《何もねぇよ。。
行ってもぃいか?》


そりゃあ私だって、彼に会いたいょ…。