眠れない夜を通り越して、朝を向かえた。


次の日に着ていく服を決め、メイクもチェック。。


私は今まで、ほとんど付き合った経験がなく、恋をすると、自分自身もこんなにも変わるなんて、思ってもみなかった。。


―約束の日―

ちょっと早めに家を出て、彼を待った。


―♪♪♪
着信、夢人。


「はぃ?」

「悪りぃ。
道に迷った。
今、○○スーパーにいるんだけど、こっからどぅ行けば良い?」


―彼の家から私の家までは、車で40分もある。。
私の家は田舎だから、彼もほとんど来たことがないらしぃ。。



―そして10分後、見馴れた車が到着。
彼だった。


彼は、タバコをくわえたまま、私を見て微笑み、車の助手席を指さした。


初めて見る彼。
写メより格好よくて、ドキドキしてしまぅ。。。


私は車のドアを開けて、乗った。