「うわーん!! うっ朗慈ぃ・・・・・・」 わたしは、朗慈にしっかりと真正面からしがみつきながら、泣きじゃくる。 「こらっ。里亜、やめなさい」 お母さんが、わたしを朗慈から引き離そうとしたけど、 わたしははなれなかった。 「ごめんなさいね、朗慈くん」 お母さんが、あきらめて朗慈に言った。 _