走って、走って。





全速力で、風をきって、涙が流れてるのか・・・・・・





わからなくなってから・・・・・・





わたしはようやく、歩き出す。





そのとたん。





また、涙があふれて泣いていた。





平和な昼時の街。






泣きながら歩くわたしは、ここでも注目された。





だけど、どうでもよかった。





そんなことより・・・・・・





ただ、キョンちゃんの言ったこと。




朗慈の言ったことが・・・・・・




ぐるぐる。

ぐるぐる。

ぐるぐる。




していた・・・・・・







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