*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜

ちょっとは・・・・・・




ある


けど?




『ちょっと!きいてる?』




本気で聞く気ない


わたしは、すぐに見抜かれた。




『言いたかったんだけど!
朗慈が言わないからって、くっつくの、やめてよね?
好きな子いるのに、かわいそうじゃん!』




早口で言われた言葉に、わたしは反応した。




ぴくん。





今――





なんて・・・・・・?





朗慈・・・・・・
って





好きな子・・・・・・





いるの・・・・・・?




それに・・・・・・・




それに、今!




朗慈のこと



呼び捨てにしなかった?




そんなの・・・・・・!!







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