*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜

じりじりと

わたしの周りを取り囲んでくる。




追い詰める必要もないほど



わたしは、かたまってるのに・・・・・・




金縛りにあったみたいに、カチコチなのに・・・・・・





この子たちの目・・・・・・





ふつうじゃない!





嫉妬にいっぱい。





朗慈が好きだから?



だからって



こんなの・・・・・・!




慣れっこのつもり・・・・・・

だったけど・・・・・・!




こんなの・・・・・・!!




ない!!





どうしよ!!





――がし!




二人がかりで
わたしは、両方の腕をとられ
動かないようにおさえつけられる。




逃げた方がいいのに・・・・・・




これじゃあ、ぜったい


逃げられない!




動けない。




あぁっ



いつものわたしなら・・・・・・




なにかっ・・・・・・!




なにか、言うのに・・・・・・!




言い返せすのに!!




声も出ない・・・・・・








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