「うん・・・・・・・」 わたしは、しずしずと返事をする。 朗慈に背中を見送られながら、校舎の裏側にある。 水飲み場にむかった 朗慈からも、人の目からも隠れられて ふーっと、息がもれる。 うー! はずかしかったぁ。 一人、顔についた砂をはらいながら、 水を出そうとしたとき 『ちょっと!!』 _