*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜

がぁん・・・・・・!




いや、いや!




ムリィイイイイイ・・・・・・!




う゛ぅぅぅ。




でも、仕方ない。




わたしが、悪いんだもんね。




わたしは、グラウンドに、なるべくゆっくり〜


時間をかけて
向かった。




まぶしい太陽。

青い空。

砂を巻き込む外の風。




あぁ、あぁ




朗慈がぁ・・・・・・!




み〜んなが!




わたしを見る!




当たり前だけど・・・・・・




体育の授業中に、
ひとりセーラー服なんて、目立つよぉ




『一周したら、帰ってこいよ?』




先生の愛あるお言葉。




ぎゃ、うん!








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