「ほんとに、俺のものになる?」 朗慈が、私の髪をそっと指ですきながら聞いた。 かあっと、顔が熱くなる。 わたしの返事は、ずっと、決まっている。 「うん!!」 わたしは、喜びの返事をした。 どき、どき、どき。 _