*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜

わたしは、思ったままが口に出る。




「すごく、悲しかった。
朗慈にも、そばにいるなって言われたけど、同じくらい・・・・・・
悲しかったよ」





わたしの、正直な気持ち。





「朗慈くんにも、言われたの?

あいつぅ・・・・・・
って、あたしが、怒れるかっつーの!
ね?」




すっかり、いつものしっかり者のキョンちゃんに戻ってる。




キョンちゃんは、続けた。





「朗慈くんと同じくらいか・・・・・・

それは嬉しい、かな。

ねぇ、里亜?

あたしと・・・・・・」





キョンちゃんは、だけどまた言葉につまった。






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