*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜

二人で、ならんで静かな住宅街を歩きながら、キョンちゃんが声をかけてきた。




「聞いていい?」




「うん!」




わたしは、元気よく返事をする。




「あたしと、友達じゃなくなるって聞いて、どう、だった・・・・・・?」





キョンちゃんは、気まずそうに聞いた。





――友達じゃいられない・・・・・・






リフレインする。





キョンちゃんが、言った言葉・・・・・・





ズキ、ン・・・・・・。







_