「キョンちゃん!」 後ろ姿のキョンちゃんに、むかって、わたしは一人、呼びかけた。 「里亜・・・・・・」 少し、鼻声のキョンちゃん・・・・・・? 「そこまで、送るよ!」 わたしは、にこっと笑って言った。 _