ママはご飯を作って待っててくれた。

「あら麗ちゃん!本当に可愛くなったわ・・」


「ありがとう!」
単純に嬉しかった。


最後のご飯。
ゆっくり噛み締めて食べた。


「ごちそうさまでした。」


「はい!早く行かないと遅刻するわよ!」



「ママ..今までありがとう。いってきます!」


―ガチャ


「変な子ね(笑)」



ゆっくり学校へ向かう。


恐怖で何度も逃げようとした

しかしもう決心したんだ。
こんな辛い生活抜け出して楽になるんだと


パパの言葉を思い出しながら校門まで付いた。


あたしは教室へ向かう。


―ガラガラガラ


堂々と入ったのはいいが奴らにキッと睨まれる。


「麗花〜よく無視してくれたね後で面かせよ。」

「うん・・」

小さく答えゆっくりと自分の席へ向かう。
もうあいつらともおさらば。

決めたんだ。



後は龍だ。


ゆっくりと階段を登る。




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