ピピピピ ピピピピ―
鳴り続ける目覚まし音で目が覚めた。
また新しい朝がきた。
この朝から浅田麗花を完璧に演じる。
ノリがよくて明るくて、いつも笑ってて・・・
本心とは全く正反対だ。
「麗ちゃーん!麗ちゃん?」
あー・・イライラする。
ガチャ
許可もなく入ってくるママ。
「早く起きなきゃ遅刻するよ〜?ご飯食べなさいよ!」
「うん!今起きるから下で待ってて。」
わざとらしく愛想よく喋る。
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